今日は遠くから友達が来ました。
「ひさしぶりkokomama!元気だった?」
「元気だったよー」
友達は普段地球からすこしはなれた星でソーダ水を作って暮らしているのです。
「最近のソーダ水事情はどうなってるの?」
「うん、どんどん新しいのが出来てるよ。おみやげにちょっと持ってきたんだ」
友達はいろんな種類のソーダ水を持ってきてくれていました。
しかしさすが他の星のソーダ水です。
地球のものとはひと味違う感じです。
「これは音がいいねえ」
泡が鈴のような音ではじけるもの。
「へえ、面白いねえ」
メロン味からいちご味、グレープ味と味が次々に変わっていくもの。
「これはkokoちゃんでも飲めるよ」
「どれどれ、koko飲んでごらん……うわあっ!」
kokoの鼻の穴から葉っぱが生えてきましたよ。
「あはははは!びっくりした?大丈夫だよ、人体に影響はないから」
kokoも面白そうに笑っています。
友達は夕方までうちにいて、名残を惜しみながら別れました。
なかなか得がたい体験でした。
楽しかったな。
ちなみに友達がわたしに隠れてテレビの裏に設置していった謎の装置は
はずして処分しておきました。
地球の外の友人をうちに呼ぶときには
油断は禁物なのです。
ところでkoko、たまに君から聞こえるピーって音はなあに?
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