うさぎたちはkokoちゃんを大歓迎してくれました。
テーブルクロスを引いたテーブルの上には、やわらかいタンポポとクローバーの葉っぱのサラダ、きゅうりのピクルス、デイジーのお花のサンドイッチなど、たくさんのごちそうがありました。
中にはkokoちゃんにはあんまりおいしく思えないものもありましたが、チーズクリームの乗ったにんじんケーキはとてもおいしかったので、kokoちゃんはちっとも困りませんでした。
おなかがいっぱいになると、kokoちゃんはうさぎの子供たちと追いかけっこやかくれんぼをして遊びました。
まだ赤ちゃんのペレたんの弟は、kokoちゃんを大好きになって、kokoちゃんの後をついて回りました。
kokoちゃんは赤ちゃんが眠くなると、小さな草のベッドに寝かせてあげました。
楽しくしていると時間はすぐに経って、森の中が少しずつ暗くなってきました。
「みなさ~ん、楽しいところですが、ちょっとお耳を貸してくださ~い」
ペレたんのパパが言いました。
「今日はとても楽しいうさぎパーティーになりました。みなさんありがとうございます。特に今日は、kokoちゃんが遊びに来てくれて、特別なパーティーとなりました」
みんながkokoちゃんの方を見て拍手をしたので、kokoちゃんは恥ずかしくなりました。
「それでは、今日の記念に、kokoちゃんにはこれを差し上げたいと思います。kokoちゃん、また遊びに来て下さい」
ペレたんのパパはkokoちゃんに小さな包みをくれました。
kokoちゃんが開けてみると、そこには小さな光るお星様がありました。
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