今日は雨上がりなので、小縄文杉くんに会いに行きました。
背丈はkoko(むすめ、ちいさい)くらい。
以前「“小”なら“縄文”杉じゃないじゃん」というツッコミを入れたのですが、
泣きながら怒られたのでもう言わないことにしています。
あんまりからかうと小縄文杉くんは口を利いてくれなくなりそうだし。
でも、それ以来小縄文杉くんは
“いかに自分は縄文杉であるか”をしきりとアピールするようになりました。
だからわたしも彼が縄文杉に連なるものであることを支持してあげるようにしています。
「kokomama、オレいいにおいがするだろ?」
「うん」
「縄文杉さんと同じにおい」
「うん。同じだねえ。いい香り」
(わたしは光栄にも本家本元の縄文杉さんにお会いしたことがあるのです)
「kokomama、ちょっとここ見てみて」
「うん?」
「ここんとこ、ちょっと出っ張ってるだろ?」
「あ、ホントだ」
(ほんのちょっぴり。言われないとわからない)
「これ、縄文杉さんにもあるんだぜ」
「ああ、あったあった。縄文杉さんはこぶこぶだもんね」
「あれと、いっしょ」
「そうだね」
小縄文杉くんは満足げです。
小縄文杉くんがうれしそうなのはわたしもうれしい。
ベビーカーの中のkokoがぐずりだしました。
「そろそろいかなきゃ」
「ああ。またね」
「うん。またね」
小縄文杉くんのそばには縄文杉仲間も杉仲間もいません。
小縄文杉くんはお友達が欲しいだろうな。
さみしがりなのです。
また会いに行こう。
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