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うそを書きます。
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今日は海にやってきました。
日差しが眩しい、夏らしい午後。

水着姿の男の子が一緒です。
わたしは今の年齢のわたしと小学生くらいの女の子との間をゆ~らゆ~ら。

女の子視点になってみたり。
オトナ視点になってみたり。

男の子がそんなわたしを振り返って言いました。

「せっかく千葉に来たんだから、バルセロナらしいことをしようよ!」

…返事ができませんでした。


―そんな夢を見ました。


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今日はとってもいい天気~。
お散歩に行きました。

ああ、ほんとうにいいお天気だなあ。
おひさまもぽかぽか…あれ?

おひさま…どこだ?

kokoが空を指差します。
「おこしさま!」
kokoはこのごろしゃべるのです。
しかし、おひさまとおほしさまとおつきさまが皆一緒になっています。
この場合は…?

お月様だ!

昼間によく出ている、あれ。
白っぽ~いお月様がお空に浮かんでいます。

そうじゃないよ、わたしが探しているのはおひさま…。

おひさまの方角を推測するため、
足元の影を見てみます。
影は…左のほうに伸びてる、じゃあおひさまは右のほうに…ない。
あるのは白い、おつきさま。

えっじゃあもしかして、この影を作っているのはお月様?

「太陽は月にその座を譲り、今は雲に隠れている」

突然kokoがさらっと言いました。
なんすか、それ。

「月は太陽の振る舞いに困惑している」

…えーと、koko?

「太陽は口を閉ざし、雲の中で自らの力を押さえ涙を流している」

あのう…なんですかこのワンダーランド。

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先日出奔したしっぽですが、
なんと帰ってきました。

わたしもすっかりあきらめていたのですが、
おどろいたことに。

しかもおみやげつきで。

帰ってきたのが、昨日のこと。
仕事中のわたしの元にお客さんがやってきたのです。
見知らぬ紳士でした。

「kokomamaさんですか?」
「はい…」
知らないひとですからね、わたしも警戒しています。
「わたしは怪しいものではありません。
ただ…こちらに見覚えはありませんでしょうか」

彼が差し出したのはわたしのしっぽでした。

「あ!わたしのしっぽ!」
「なんと、これはしっぽだったのですか!」
「そうです、先日わたしの…
(見知らぬ男性に“おしり”とはいいにくいですよね)
…逃げ出したんです!」
「そうか、しっぽだったんですね、
すみません、しっぽというのは…あるべき場所にないとなんともわかりにくいもので」
「いえ…ありがとうございます、見つけてくださって。助かりました」
「持ち主がわかってよかったです」

「どうしてこれがわたしのものだとわかったんですか?」
「いえね、これは…うちの犬がくわえてきたんですけど」

犬!
わたしはまだ紳士が返してくれていないしっぽを見やりました。
ああ、でもしっぽは眼に見えるところは問題なく、
特に汚れたり、ぼろぼろになったりはしていませんでした。

「あ、特に傷んだりはしていないと思います。
うちの子は、こういうものの扱いは優しい子ですから」
紳士が差し出したしっぽをわたしは受け取りました。
うん、逃げ出した時のまま。
むしろきれいになってブラシもかけていただいてあるようです。
紳士はその飼い犬と同様、こういうものの扱いが優しい方なのでしょう。

「これをうちの子から受け取ってみたら、
なんだかわからないけれど、
あなたのことが心に浮かんで。
もちろんあなたのことは存じ上げなかったのですが、
あなたのお顔と、こっちのほうに行けばいらっしゃるんじゃないか、というような感覚が。
ただ、わたしも忙しかったものですから、
お届けするのが今日になってしまった、というわけで」

「ああ、ありがとうございます。もう戻ってこないかと思っていました」
「いえいえ、よかった…それではわたしはこれで…」

紳士は帰っていかれました。

しっぽは元の場所にぴったり納まって、もう逃げ出す様子はありません。
どうしてわたしから離れたりしたのかな。

ああ、でもしっぽが戻ってから、
薄ぼんやりとあの紳士のことが頭に浮かんで、
ちょっと困ってしまいます。


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今日は一日しっぽが逃げ出したがってたいへんでした。

職場で座っていても、むずむず。
「kokomamaさん、トイレがまんしてるの?」なんて不名誉な誤解まで受けてしまいました。

しっぽめ…。

台風だったからでしょうか?
それともただ退屈だったから?

むずむず。
落ち着いて座っていられません。
kokoがひざに座っているのに、むずむず。

kokoはおかあさんが遊んでくれているものと思って楽しそうです。

違うよ、しっぽがね…。

いっそ逃がしてしまいましょうか。
でも、このしっぽがないと、わたしの感情をどうやって表現したらいいのでしょうか。
逃がすわけにはいきません。

むずむず。

やめてよ、しっぽ。
長い付き合いじゃないの。

むずむずむずむずむずむずむずむず。

ねえ、……ああっ!


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今日は空からカニがいっぱい降ってきました。
カニカニ。

カニは硬いしとがっているからぶつかると痛いのです。
おうちの中にいるのが一番。

kokoと一緒にカニが降るのを見ていました。

かしゃんかしゃんかしゃんかしゃん。
カニの甲羅がアスファルトに当たっています。

カニは地面に落ちるとどこかに向かって歩き出します。
みんな同じ方向に。

どこに行くのかなあ。
行き着けるのかなあ。

地面に当たった時に怪我をしたりはしないのかな。

不思議とカニが去った後にはカニの死骸もカニの足も落ちていませんでした。
いつもと同じアスファルトがあるばかり。


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“ママ友ゼロの育児”ブログと“kokoのおもちゃカタログ”というブログもやっています。
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