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うそを書きます。
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今日はとてもいいお天気だったので、
仕事を抜けてお散歩をしました。
街はすっかりクリスマス~。

サンタさんも歩いています。
あっちにも、こっちにも。

そう思ったらあらら、ここにも。
こんなところにもサンタさん。

サンタの格好をしたひとがやたら多いな…。

「ハロー!メリィィィィクリィィスマァァァス!!」

やあ、陽気なサンタさんだ、
「メリークリスマス…」
恥ずかしいですからね、返事がちょっと小さい声になっちゃいましたよ。

「メリィィィィクリィィィスマァァァァス!!」

小さい声だったからでしょうか、
重ねて言われてしまいました。
でもそんな、だからといって大きい声で挨拶しなおしたりしませんよ。
会釈で脇を通り過ぎます。

あう?!

通り過ぎようとした腕をつかまれましたよ。

サンタさんは真っ白な眉毛の下から青い目でわたしを見据えています。
やだな、変なひとだったのかな。
放してくださいよ、と腕を引いたのですが、
がっしりつかまれて放してくれません。

「メリィィィクリィィィィスマァァァァァス!!」
サンタさんはわたしの腕を掴んだまま歩き出しました。
どこに連れて行かれてしまうのか?!

…サンタさんに職場の玄関まで連れて行かれました。
えっ。もしかして会社に頼まれたひとですか…?


 



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今日は暑かったので、
氷を飲みました。

ごくごくごく。
のどの皮が気持ちいいくらい伸びて、
外からも氷のごつごつがおなかに落ちていくのが見えたんじゃないかな。
つめたー。

かしゃんかしゃんかしゃん。

おなかの中に落ちていった氷がぶつかっています。
ジャンプをしてみたらがしゃんがしゃんがしゃん、と鳴りました。
おー、シェイクー。
牛乳と砂糖と生クリームを飲んだら
おなかの中でアイスクリームができるかも。

楽しいので、ジャンプしながら歩いて帰りました。
 

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今日は海にやってきました。
日差しが眩しい、夏らしい午後。

水着姿の男の子が一緒です。
わたしは今の年齢のわたしと小学生くらいの女の子との間をゆ~らゆ~ら。

女の子視点になってみたり。
オトナ視点になってみたり。

男の子がそんなわたしを振り返って言いました。

「せっかく千葉に来たんだから、バルセロナらしいことをしようよ!」

…返事ができませんでした。


―そんな夢を見ました。


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今日はとってもいい天気~。
お散歩に行きました。

ああ、ほんとうにいいお天気だなあ。
おひさまもぽかぽか…あれ?

おひさま…どこだ?

kokoが空を指差します。
「おこしさま!」
kokoはこのごろしゃべるのです。
しかし、おひさまとおほしさまとおつきさまが皆一緒になっています。
この場合は…?

お月様だ!

昼間によく出ている、あれ。
白っぽ~いお月様がお空に浮かんでいます。

そうじゃないよ、わたしが探しているのはおひさま…。

おひさまの方角を推測するため、
足元の影を見てみます。
影は…左のほうに伸びてる、じゃあおひさまは右のほうに…ない。
あるのは白い、おつきさま。

えっじゃあもしかして、この影を作っているのはお月様?

「太陽は月にその座を譲り、今は雲に隠れている」

突然kokoがさらっと言いました。
なんすか、それ。

「月は太陽の振る舞いに困惑している」

…えーと、koko?

「太陽は口を閉ざし、雲の中で自らの力を押さえ涙を流している」

あのう…なんですかこのワンダーランド。

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先日出奔したしっぽですが、
なんと帰ってきました。

わたしもすっかりあきらめていたのですが、
おどろいたことに。

しかもおみやげつきで。

帰ってきたのが、昨日のこと。
仕事中のわたしの元にお客さんがやってきたのです。
見知らぬ紳士でした。

「kokomamaさんですか?」
「はい…」
知らないひとですからね、わたしも警戒しています。
「わたしは怪しいものではありません。
ただ…こちらに見覚えはありませんでしょうか」

彼が差し出したのはわたしのしっぽでした。

「あ!わたしのしっぽ!」
「なんと、これはしっぽだったのですか!」
「そうです、先日わたしの…
(見知らぬ男性に“おしり”とはいいにくいですよね)
…逃げ出したんです!」
「そうか、しっぽだったんですね、
すみません、しっぽというのは…あるべき場所にないとなんともわかりにくいもので」
「いえ…ありがとうございます、見つけてくださって。助かりました」
「持ち主がわかってよかったです」

「どうしてこれがわたしのものだとわかったんですか?」
「いえね、これは…うちの犬がくわえてきたんですけど」

犬!
わたしはまだ紳士が返してくれていないしっぽを見やりました。
ああ、でもしっぽは眼に見えるところは問題なく、
特に汚れたり、ぼろぼろになったりはしていませんでした。

「あ、特に傷んだりはしていないと思います。
うちの子は、こういうものの扱いは優しい子ですから」
紳士が差し出したしっぽをわたしは受け取りました。
うん、逃げ出した時のまま。
むしろきれいになってブラシもかけていただいてあるようです。
紳士はその飼い犬と同様、こういうものの扱いが優しい方なのでしょう。

「これをうちの子から受け取ってみたら、
なんだかわからないけれど、
あなたのことが心に浮かんで。
もちろんあなたのことは存じ上げなかったのですが、
あなたのお顔と、こっちのほうに行けばいらっしゃるんじゃないか、というような感覚が。
ただ、わたしも忙しかったものですから、
お届けするのが今日になってしまった、というわけで」

「ああ、ありがとうございます。もう戻ってこないかと思っていました」
「いえいえ、よかった…それではわたしはこれで…」

紳士は帰っていかれました。

しっぽは元の場所にぴったり納まって、もう逃げ出す様子はありません。
どうしてわたしから離れたりしたのかな。

ああ、でもしっぽが戻ってから、
薄ぼんやりとあの紳士のことが頭に浮かんで、
ちょっと困ってしまいます。


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“ママ友ゼロの育児”ブログと“kokoのおもちゃカタログ”というブログもやっています。
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